2026年6月2日火曜日

時ならぬ時に

 キリスト教で言うところの「堕落」についてはこのブログの「堕落の経緯」でも書いていますが、現代社会ではあまりにもあちこちにありふれていることで、姦淫だの不倫だのと言っても、「そんなに悪いことなのかよ!」と逆に開き直られそうです。

しかし、問題になるのは行為自体ではなく、その時期が問題だと思ったことがよくありました。

「神のように目が開けることを望み、時ならぬ時に、時のものを願った」(原理講論/堕落論/堕落の動機と経路)

例えば、このブログ用の文章作成でもそうですが、パソコンを使って原稿を入力しています。
入力のためのソフトなどが正常に動いている状態ならば、問題なく作業は進むでしょうが、その途中で停電などにより電源が落ちた時のことを考えてみます。
停電が発生した瞬間に、パソコンがどんな作業をしていたかにより、影響は違ってくると思います。
・・・・だとしても、文章の入力作業くらいならば、パソコンを起動し直せば、大きな影響はなく殆どの場合は復旧するのではないでしょうか。
打ち込んだばかりの部分は保存されずに消えていたりするかもしれませんし、キズが重い場合には、入力し始めた段階からの文書が消えているかもしれません。
(インターネット接続などは考慮せず、パソコン単体での作業を想定しています)

もっとキズが重い場合・・・・例えば、文章入力ではなく、データベースソフトなどで行われる動作のように、パソコンが何かの情報を連続的に更新している場合・・・・に停電になると、更新先のファイルやテーブルがそっくり破損することもあります。
この場合の復旧は少し厄介ですが、こういう作業にはそれなりの備えをしていることも多いでしょう。回復用のツールが用意されていることもあります。バックアップに保存されたデータがあれば、それを利用して、ユーザー側の努力で戻せることもあるでしょうし、ユーザーの中に詳しい人がいて、更新作業がどのような手順で行われるか分かれば、進行状況を追跡することもできます。

さらに深刻な場合では、ソフト自体が壊れることもあるでしょう。
この場合は、ソフトを再インストールする必要が出てきたりします。ユーザーが使用していたデータがどの程度保障されるかはわかりません・・・・ソフトの作者がどの程度用心深く、念入りに親切に作っているかにもよります。

パソコンを使用している多くの方は経験済みのことかもしれませんが、このインストール時には、「電源は切らないでください」とかメッセージが出ることがよくあります。
なぜ表示されるのかと言えば、そのソフトの作り主から見ても「ここで電源が落ちたら大変です!」ということです。

神様の天地創造も似た面があるのではないでしょうか。
なぜ「取って食べると死ぬぞ!」と言ったのか?
この時点で電源が落ちたら取り返しがつかないということでしょう。

逆に言うと、一旦アダムとエバの代で完成してしまえば、その後に停電が起きても、傷は浅く回復の余地はあるのですが、よりによって「この時ばかりはやめてね!」と言っているそのときに、停電したわけです。
こういう場合、パソコン自体をフォーマットすることもあります(私も経験済!)

「ソフト」と一言で片づけてしまいましたが、アプリケーションソフトと基本ソフト(OS)では、その危険性に大きな違いがあります。マイクロソフト(基本ソフトWindowsの創造主)などは、相当念入りに仕組みつくりをしています。
アダムとエバは未完成の段階で、成長期にありました。パソコンを買ってきて、システムジェネレーションしている途中のようなものでしょう。
こんな時の停電だったので、人間始祖アダムとエバのやらかしたことには、「神様も真っっ青」だったと言えます。